お餅は本当に太るのか?ご飯との違いと太らない食べ方まとめ

お正月や小腹が空いたときについ手が伸びる「お餅」。

「お餅は太る」「ダイエット中は避けるべき」といったイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかし実際には、お餅そのものが特別に太りやすい食品というわけではありません。

ポイントは“量”と“食べ方”です。

お餅は糖質が多くエネルギー効率の高い主食ですが、ご飯と正しく置き換えたり、食べる時間帯や組み合わせを工夫したりすることで、体重管理中でも上手に取り入れることができます。

この記事では、お餅が太りやすいと言われる理由から、ご飯との違い、太りにくい食べ方や運動量別の目安量まで、分かりやすく解説していきます。

お餅は太る?太りやすい?

お餅は「食べるだけで太る特別な食品」ではありませんが、食べ方によっては太りやすくなる主食です。

主成分が糖質でエネルギー密度が高く、少量でもカロリーを摂取しやすいため、無意識に食べ過ぎると体脂肪として蓄積されやすくなります。

一方で、量を決めて主食として取り入れ、ご飯の代わりに食べるのであれば、極端に太る原因にはなりません。

問題になりやすいのは「ご飯も食べたうえで餅を追加する」「間食として何個も食べる」ケースです。

つまり、お餅が太るかどうかは食品そのものではなく、摂取量とタイミング、組み合わせ次第といえます。

お餅が太りやすいと言われる理由は?

お餅が太りやすいとされる主な理由は、糖質量の多さと食べやすさにあります。

お餅は100gあたり約220kcal・糖質約50gと、主食の中でもエネルギー密度が高めです。

さらにGI値が高く、血糖値が急上昇しやすいため、インスリン分泌が活発になり、余った糖が脂肪として蓄積されやすくなります。

また、やわらかく喉ごしが良いため噛む回数が少なく、満腹感を得にくい点も特徴です。

加えて、あんこ・砂糖きなこ・黒蜜・揚げ餅など「糖質+糖質」「糖質+脂質」の組み合わせは、カロリーオーバーを招きやすくなります。

お餅のカロリーと糖質量は?

お餅のカロリーと糖質量は、サイズや種類によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

炭水化物のほとんどが糖質のため、量の管理が重要になります。

標準的な数値(100gあたり)

項目数値
カロリー約223~236kcal
糖質約50~52g

1個あたりの目安

種類重量カロリー糖質
切り餅約50g約112kcal約25g
丸餅30~40g約75~90kcal約17~23g

切り餅2個(約100g)で、ご飯茶碗1杯分に近いカロリーと糖質になります。適量なら問題ありませんが、重ね食べには注意が必要です。

お餅のGI値が高い理由は?

お餅のGI値が高い理由は、原料と加工工程にあります。

原料であるもち米は、もともとデンプンの消化吸収が早い穀物です。

さらに、蒸してついた餅はデンプンが糊化し、体内で分解されやすい状態になります。

そのため、食後に血糖値が急上昇しやすく、インスリン分泌が増えやすいのです。

ただし、GI値は「食べ合わせ」で下げることが可能です。

たんぱく質や食物繊維、脂質を適度に組み合わせることで、血糖値の上昇は緩やかになります。

単体で食べるよりも、主菜や副菜と一緒に食べる工夫が大切です。

お餅とご飯を比べると?

お餅とご飯を比較すると、「餅=太る」「ご飯=太らない」という単純な違いはありません。

主食として同等量で比べれば、カロリーと糖質はほぼ同じです。

違いが出やすいのは食べ方です。

ご飯はおかずと一緒に食べることが多い一方、お餅は間食や追加で食べやすく、結果的に総摂取量が増えやすくなります。

主食として置き換える意識があれば、餅もご飯も体への影響は大きく変わりません。

お餅とご飯のカロリーを比較すると?

具体的な数値で比較すると、以下のようになります。

主食カロリー糖質
ご飯茶碗1杯(150g)約234kcal約53g
切り餅2個(100g)約224kcal約50g
丸餅3個約225kcal約51~60g

このように、主食換算ではほぼ同等です。

「餅だから極端に太る」というわけではなく、食べる個数とタイミングが重要だと分かります。

お餅は腹持ちがいい?すぐお腹が空く?

お餅は腹持ちが悪いと感じる人が多い食品です。

糖質が主体で消化吸収が早く、血糖値が急上昇したあとに下がりやすいため、短時間で空腹を感じやすくなります。

腹持ちを良くするには、たんぱく質(卵、納豆、肉・魚)や食物繊維(野菜、きのこ、海藻)を一緒に食べることが効果的です。

これにより血糖値の変動が緩やかになり、間食を防ぎやすくなります。

お餅は夜に食べると太る?

結論から言うと、お餅は夜に食べると太りやすくなります。

理由は、夜は活動量が少なく、摂取した糖質がエネルギーとして消費されにくいためです。

お餅は糖質が多く血糖値が上がりやすい食品なので、就寝前に食べると余ったエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。

どうしても夜に食べたい場合は、切り餅1個までに抑え、野菜やたんぱく質と一緒に食べるのがおすすめです。

甘い味付けや揚げ餅は避け、焼き餅や汁物に入れて少量楽しむと負担を減らせます。

お餅の太りにくい食べ方のコツは?

太りにくくお餅を食べるには、「量」「組み合わせ」「タイミング」の3点が重要です。

目安として、切り餅2個を1食分の主食と考え、ご飯と置き換えます。

単体で食べず、海苔・大根おろし・野菜・たんぱく質(卵、納豆、魚など)を組み合わせることで、血糖値の急上昇を抑えやすくなります。

また、甘い味付けや揚げ調理は頻度を減らし、量をあらかじめ決めておくと食べ過ぎ防止になります。

よく噛んでゆっくり食べることも、満足感を高めるポイントです。

お餅は毎日食べると太る?

お餅を毎日食べたからといって、必ず太るわけではありません。

重要なのは、主食として適量を守れているかどうかです。

切り餅2個を1食分としてご飯と置き換えている場合、毎日食べてもカロリーや糖質が大きく増えることはありません。

ただし、間食として追加で食べたり、あんこや黒蜜など高糖質トッピングを毎日続けると、摂取カロリーが積み重なり体重増加につながりやすくなります。

「主食として置き換える」意識を持つことが、毎日食べても太りにくくするポイントです。

お餅を食べるならどの時間帯がいい?

お餅を食べるなら、活動量が多い朝~日中がおすすめです。

朝食や昼食に食べることで、摂取した糖質をエネルギーとして消費しやすくなります。

特に、運動前後はエネルギー補給として効率的です。

一方、夜遅い時間帯は消費エネルギーが少なく、余った糖質が脂肪として残りやすくなります。

夕食で食べる場合は量を控えめにし、野菜やたんぱく質を多めに組み合わせると安心です。

お餅は糖質制限中でも食べられる?

糖質制限中でも、制限レベルによってはお餅を食べることは可能です。

ロカボレベル(1日130~200g)であれば、切り餅1~2個を主食として取り入れられます。

ただし、厳格な糖質制限(1日50g以下)の場合は、お餅は1個未満に抑えるか、控える必要があります。

食べる場合は必ず低GIの食材と組み合わせ、血糖値の上昇を最小限にすることが重要です。

糖質コントロール中のお餅の食べ方と目安量は?

糖質コントロール中は、1日の総糖質量から逆算して餅の量を決めることが重要です。

ロカボレベル(1日130~200g)なら、1食あたり40~60gの糖質が目安となり、切り餅2個までが上限になります。

中程度の制限では1~2個、厳格な制限では1個未満に抑える必要があります。

必ず野菜やたんぱく質と一緒に食べ、血糖値の急上昇を防ぐことがポイントです。

ダイエット中にお餅を食べてもいい?

ダイエット中でも、お餅は食べても問題ありません。

お餅は脂質が少なく、エネルギー源として効率が良いため、量と食べ方を守れば十分取り入れられます。

目安としては、1食あたり切り餅2個までを上限とし、ご飯の代わりに食べることが基本です。

野菜やたんぱく質を組み合わせることで血糖値の急上昇を抑え、満腹感も得やすくなります。

逆に、ぜんざいや砂糖きなこなど甘い食べ方は、ダイエット中は頻度を減らすのが無難です。

お餅は太りやすい体質の人でも食べていい?

太りやすい体質の人でも、お餅を完全に避ける必要はありません。

ただし、量と頻度の管理は特に重要です。

切り餅1~2個を上限にし、間食ではなく食事の主食として取り入れるようにしましょう。

また、夜遅い時間帯や甘いトッピングは避け、運動量が多い時間帯に食べることで体への負担を減らせます。

体重や体調を見ながら微調整することが、無理のない継続につながります。

お餅は何個までなら太らない?

「何個までなら太らないか」は、体格や運動量によって異なりますが、一般的な目安は切り餅2個で1食分です。

デスクワーク中心の方なら1日3~4個、よく動く方なら4~6個程度までが許容範囲と考えられます。

重要なのは、1日の総カロリーや糖質量の中で調整することです。

お餅を食べた日は、ご飯やパンを減らすなど、主食の合計量を意識すると太りにくくなります。

お餅を低カロリーにする調理法やトッピングは?

低カロリーで楽しむなら、焼き餅や茹で餅がおすすめです。

油を使わず、味付けもシンプルにすると余分なカロリーを抑えられます。

トッピングは、海苔・大根おろし・おかか・醤油少量などが適しています。

反対に、あんこ・黒蜜・揚げ餅は高カロリーになりやすいため、頻度を決めて楽しむのが理想です。

お餅と一緒に食べると消化を助ける食品は?

お餅は消化が早い反面、血糖値が上がりやすい食品です。

消化と吸収を穏やかにするためには、食物繊維やたんぱく質を一緒に摂るのが効果的です。

具体的には、大根おろし、きのこ、海藻、納豆、卵、魚などが挙げられます。

これらを組み合わせることで満腹感が持続し、食べ過ぎ防止にもつながります。

運動量別お餅の許容個数の目安は?

運動量によって、許容できるお餅の個数は変わります。

以下は切り餅(50g)を基準にした目安です。

運動量1日消費カロリー目安1日許容個数
軽度(デスク中心)約2,000kcal3~4個
中度(歩行+家事)約2,500kcal4~6個
高強度(運動習慣あり)3,000kcal以上6~8個

女性や小柄な方は0.8倍程度に調整し、必ず野菜やたんぱく質と併用することで、太りにくく楽しめます。

まとめ

お餅は「食べたら太る食品」ではなく、「食べ過ぎると太りやすい主食」です。

糖質量やGI値が高いため注意は必要ですが、切り餅2個を1食分としてご飯と置き換え、野菜やたんぱく質と組み合わせれば、ダイエット中でも無理なく楽しめます。

特に、朝や日中など活動量が多い時間帯に食べること、甘い・脂っこいトッピングを控えることが体重管理のポイントです。

運動量に応じて許容個数を調整すれば、エネルギー源としても優秀な食品になります。

「お餅=即太る」と決めつけず、主食として賢く取り入れることで、我慢しすぎない食生活を続けていきましょう。

koh
koh

はじめまして。kohです。
元公務員。好きなことや興味あることをしていきたくて転職しました。
趣味は一人旅。気になること、興味あることを記事にしていきます。
よろしくお願いします。

kohをフォローする
気になる話題
シェアする