3月は桜、お花見の季節がやってきます。
ただ桜を見るだけでなく、見る角度や背景が変わると桜の見え方も変わってきます。
オススメの撮影スポットや撮影ポイントを見ていきましょう。
1.大阪城公園

撮影スポットの特徴
豊臣秀吉によって築城された大阪城天守閣を中心に、約3,000本の桜が咲き誇ります。戦国時代の歴史的建造物と桜の共演が楽しめます。
大阪城天守閣の白壁と緑色の屋根が桜と美しく調和します。
撮影ポイント
天守閣を背景にした桜の写真が特に人気で、西の丸庭園からの眺めはオススメです。
夜にはライトアップされた幻想的な風景も撮影可能です。
アクセス
JR「大阪城公園駅」または地下鉄中央線「森ノ宮駅」から徒歩約20分
2.ミライザ大阪城

撮影スポットの特徴
大阪城天守閣近くにある1931年建築の旧第四師団司令部庁舎をリニューアルした施設。ヨーロッパ中世の古城を模したデザインで、桜との調和が美しいです。
撮影ポイント
壁面装飾や塔を背景に桜を撮影すると、独特な雰囲気を楽しめます。
アクセス
大阪城公園内
3.造幣局 桜の通り抜け

撮影スポットの特徴
明治初期を代表する歴史的建造物である造幣局と、約140品種・340本の桜が並ぶ通り抜け道が有名です。
桜とレンガ造りの建物とのコントラストは、美しく撮影することができます。
撮影ポイント
通り抜け通路で咲き誇る桜と歴史的建物を組み合わせた構図が人気です。
夜間ライトアップも行われ、幻想的な写真が撮れます。
アクセス
JR環状線「桜ノ宮駅」または地下鉄「南森町駅」から徒歩約15分
4.毛馬桜之宮公園(泉布観周辺)

撮影スポットの特徴
大川沿いに広がる公園で、周辺には明治初期を代表する歴史的建築物「泉布観」があります。
桜並木と歴史的建物の調和が楽しめます。
撮影ポイント
大川沿いの桜並木と泉布観を背景にした写真がおすすめです。
アクセス
JR環状線「桜ノ宮駅」から徒歩すぐ
5.南天満公園

撮影スポットの特徴
毛馬桜之宮公園の一部で、大川沿いに約340m続く桜のトンネルが有名です。夜間はライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。
撮影ポイント
桜並木と川面の反射を撮影する構図が人気です1。
アクセス
京阪本線「天満橋駅」または地下鉄「天満橋駅」から徒歩約5分
6.四天王寺

撮影スポットの特徴
聖徳太子が建立した日本最古の官寺で、飛鳥時代の建築様式を持つ伽藍が特徴です。
春にはソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜など約100本が咲き誇ります。
境内東側にある「本坊庭園(極楽浄土の庭)」は、池泉回遊式庭園で、桜と和風建築が美しく調和しています。
撮影ポイント
五重塔を背景に桜をフレームに収める構図が人気です。
特にしだれ桜との組み合わせが美しく、朝や夕方の柔らかい光を利用すると、より立体感のある写真が撮れます。
本坊庭園(極楽浄土の庭)は、白砂や池、滝と桜のコントラストが風流な日本庭園で、静寂な雰囲気を撮影できます。
丸池周辺では、池に映り込む桜と伽藍を撮影する構図がおすすめです。
水面を活かすことで幻想的な写真が撮れます。
アクセス
JR「天王寺駅」または地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩約10~12分
7.万博記念公園

撮影スポットの特徴
ソメイヨシノ、八重桜、山桜、しだれ桜など多様な品種があり、約5,500本の桜が咲き誇ります。
夜桜のライトアップも行われ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を楽しめる他、自然文化園や日本庭園など、多様なロケーションでの撮影が可能です。
撮影ポイント
太陽の塔を中心に、手前にソメイヨシノやしだれ桜を配置すると立体感ある写真が撮れます。
夕方の柔らかい光や夜間ライトアップ時に撮影すると、よりドラマチックな雰囲気が出せます。
自然文化園東大路付近では、桜並木が続くので、遠近感を活かして撮影をすると奥行き感がでます。
日本庭園では、池に映り込む桜と和風建築の建物を一緒に収める構図がオススメです。
花の丘では、丘全体を広角レンズで撮影し、広がりと明るさを表現したり、ヤマザクラと青空を組み合わせたりする構図もオススメです。
アクセス
地下鉄千日前線「万博記念公園駅」から徒歩約5分
8.鶴見緑地 花博記念公園

撮影スポットの特徴
広大な敷地内にバラ園やアーモンドの森などがあり、桜以外にも多様な植物を楽しめます。桜のトンネルや大池の西側が特におすすめです。
撮影ポイント
大池の西側で桜が水面に映る構図がフォトジェニックです。
アクセス
地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」から徒歩すぐ
9.扇町公園

撮影スポットの特徴
約7ヘクタールの広大な敷地にソメイヨシノが中心の桜並木が続き、開放感のある景色が楽しめます。
公園中央の広場を囲むように桜並木が続いており、広角レンズを使って全体を収めると迫力ある写真が撮れます。
また、公園内には噴水やせせらぎがあり、水と桜を組み合わせた写真撮影することもできます。
夜間(18:00~21:30)には桜がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。
撮影ポイント
桜並木と広場では、並木道の奥行きを活かし、遠近感を強調した構図がオススメです。
噴水エリアでは、水面に映る桜を活かしたリフレクション撮影ができます。
また、桜越しにビル群を背景として配置し、都会的な雰囲気を強調すると、都会とのコントラストを表現することもできます。
アクセス
地下鉄堺筋線「扇町駅」直結、JR「天満駅」から徒歩約5分
10.淀川河川公園西中島地区

撮影スポットの特徴
淀川沿いの広大な芝生広場とソメイヨシノを中心とした桜並木があり、都会の喧騒を忘れることができる自然豊かな環境です。
撮影ポイント
川沿いに続く桜並木は、青い空や水面とのコントラストが美しく、桜越しに淀川を背景に収めることで広がりのある写真が撮れます。
芝生広場では、広角レンズを使用して芝生と桜を一緒に撮影すると、自然の美しさが際立ちます。
日没時には空がオレンジ色に染まり、桜との組み合わせが幻想的です。
逆光を活かしてシルエット風に桜を撮影するとドラマチックな写真になります。
新淀川大橋付近からは、桜並木全体を俯瞰的に撮影できます。
高所から川沿いの桜並木を収めることで、広大さを表現することができます。
アクセス
地下鉄御堂筋線「西中島南方駅」または阪急京都線「南方駅」から徒歩約7分
まとめ
大阪市内を中心に桜のお花見撮影スポットとオススメ構図や撮影ポイントを紹介しました。
天気や時期、時間によっても撮れ方が変化するので、何度か足を運んでみるのも良いでしょう。