言い方や内容は自治体によって違うようです。
大体1か月間のプログラムで構成されています。
1.復職トレーニング・リワークプログラムは誰が受けるのか。
対象:数か月以上「病気休職」で休んでいた教員
・「病気休暇」のみであれば、主治医の「復職可能」の診断書によって復職することができる。
・「病気休暇」と「病気休職」の場合も、休んでいる期間や本人の様子、正当な理由など総合的な判断で、プログラムを受けずに復職することもある。
いずれも、希望すればプログラムやそれに近いことを受けることができる。
2.復職トレーニング・リワークプログラムを受けるための心づもり、準備すること
休職期間中のため、この1か月間は交通費、給与はもらえません。
給食を食べる際は給食費を別途支払う必要もあります。
都市部では公共交通機関、郊外では自動車が主な通勤手段かと思います。
私の場合は公共交通機関での通勤だったので、交通費をいかに抑えるか、様々な経路を調べました。
休日など通勤しない日が割とあり、1か月定期を買うと割高になったので、結局毎日電車賃を払って通勤をしました。
定期券、回数券、一日券、ICカード…様々なツールがあるので、確認をしてみましょう。
3.復職トレーニング・リワークプログラムの内容ややり方とは
内容は自治体独自で設定されているので、以下は一例です。
(1)1週目
・週に3日程度、2~3時間
→通勤時間に通勤できるように、体を慣れさせる。
→職場・仕事の空気に慣れていく。
数か月職場を離れ、自分の時間で過ごしてきたため、帰宅後や週末にはだいぶ疲れが出てきました。
(2)2週目
・週5日毎日、2~3時間
→毎日通勤時間に通勤できるようにしていく。
まだ慣れの期間なので生徒・児童と関わることはしません。仕事はたくさんあるので、他の先生の手伝いや職員室の仕事をしていました。
給食は食べません。
(3)3週目
・週5日毎日、5~6時間
→給食を食べて、午後も引き続き仕事。長時間の仕事に体を慣れさせる。
→どこかの学級に入らせてもらい、生徒・児童と関わったり授業をしたりする。
14時前後には退勤しますが、
(4)4週目
・週5日毎日、定時までフルタイム
→定時まで仕事ができるようにする。
→研究授業をする。管理職や復職支援担当、関係している先生が授業を見にくる。授業に支障がないこと、復職できるまでに体調が回復していることを証明する。
4.プログラム終了後
(1)心療内科・精神科で「復職可能」であることの診断書をもらう
(2)指定の産業医との面談
主治医の診断書や管理職、復職支援担当、産業医との面談を行い、復職可能であるか最終判断をしてもらう。
それによって、辞令が出れば晴れて復職となる。
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・しとけば良かったこと、休む前に
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