2025年の大阪・関西万博の、見どころ注目ポイント6つを紹介します。
1.テーマと会場
メインテーマ
「いのち輝く未来社会のデザイン」
サブテーマ
いのちを救う・いのちに力を与える・いのちをつなぐ
開催期間
2025年4月13日(日)~10月13日(月) 184日間
会場
大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」(155ヘクタール)
※ バーチャル会場も設置され、遠隔地からも参加可能
2.シグネチャーパビリオン
8人のプロデューサーによる独自テーマのパビリオン
「シグネチャープロジェクト」は、大阪・関西万博会場の真ん中に位置する 8 人のプロデューサーが主導するパビリオンを起点に展開されます。
このパビリオンを「シグネチャーパビリオン」と命名し、「シグネチャーパビリオン」や「シグネチャーイベント」を通じて、リアルとバーチャルをインクルージョンした多様な体験により、訪れるすべての人々が「いのち」について考え、その概念をアップデートする場所になることを目的としています。
例:「いのちの未来」「いのちの遊び場 クラゲ館」「いのちめぐる冒険」など
3.最大の見どころ
世界最大級の木造建築物「大屋根(リング)」
1周2キロメートル、高さ12~20メートル、幅30メートル
上を歩いて会場や大阪湾を一望することが可能
4.多様なパビリオン
企業パビリオン
パナソニック、吉本興業など13館
多くの中小企業や地元企業が参加し、独自の技術や製品が展示されます。
例えば、「大阪発!ワクワクする未来の暮らし」というテーマで10社が出展予定です。
各国パビリオン
約150カ国が参加予定
海外パビリオンの参加国数は、過去の日本開催の万博と比較して最多となっており、多様な国々の文化や技術を体験できる機会となることが期待されています。
5.最先端技術の体験「未来社会ショーケース」
スマートモビリティ万博
カーボンニュートラルが実現された未来社会の姿を描き出します。
旅客船としては国内初の水素と電気のハイブリットで航行する水素燃料電池船、新技術を融合させたEVバス、次世代モビリティとしての空飛ぶクルマ、未来社会の実証実験の場としてロボットエクスペリエンスなどが体験できます。
バーチャル万博
時間と空間の制約を超えて世界中の人が参加できる新たな時代の万博の可能性を拓きます。
バーチャル会場には、自分自身がアバターとして参加できます。
また、実際のパビリオン・イベント施設が3DCGで再現された会場を巡りながら、バーチャルならではの展示や他者交流を楽しむことができます。
グリーン万博
カーボンニュートラル(脱炭素)が達成された社会に向けた、先進的な技術を体験できます。
また、万博開催中や閉会後に発生する廃棄物の削減とリユース、リサイクルに取り組み、持続可能な社会を実現させます。
デジタル万博
先端デジタル技術を用いて、未来を先取りする“超スマート会場”を実現します。
自動翻訳システムやAIを用いた情報案内アプリなどを提供することで利便性の向上を目指し、最先端の通信や映像装置を使った演出を行うなど、来場者の体験と万博運営をトランスフォーメーションしていきます。
アート万博
ウォータープラザでの約300基の噴水、光と音の演出により物語を体感できる水と空気のスペクタクルショーをはじめ、「静けさの森」の中での、自然の癒しの力を際立たせ、生命の息吹を感じられるインスタレーションや、EXPOホール外壁面を多彩なクリエーターたちが彩るプロジェクションマッピング、会場内各所でのアート作品展示などが実施されます。
フューチャーライフ万博
リアル会場とバーチャル空間でSociety 5.0が実現する未来社会を、多様な「共創」によって創り上げます。多彩なイノベーションで実現する未来の都市や、食、文化、ヘルスケア、未来への行動を2つのパビリオンで仮想体験できます。
6.文化交流と体験
世界各国の文化や技術を体験
家族や子ども向けのコンテンツも充実
これらの要素が組み合わさり、来場者に新しい体験と未来社会のビジョンを提供する、魅力的なイベントとなることが期待されています。
まとめ
見どころはたくさんありましたが、何と言っても、世界最大級の木造建築物「大屋根(リング)」は一度は見て置いて損はないはずです。
また、企業パビリオンや各国パビリオンも常設と期間限定のものがあるので、目的のものを見つけて参加できると、十分楽しめると思います。