【大阪万博】ナショナルデー4/22の”スイス”はどこ?パビリオンテーマは?

万博では、ほぼ毎日「ナショナルデー・スペシャルデー」として式典やイベントを行っています。

「ナショナルデー・スペシャルデー」とは、それぞれの公式参加者の参加を称える日で、公式参加者の文化に対する理解を深め、国際親善の増進に寄与することを目的に行います。
当日は、公式参加者が国内外の賓客や一般の来場者を招いて行う式典と文化イベントが行われ、多様な文化や特色に触れ、楽しむことができます。

4月13日に万博が開幕して2日目、14日から早速行われるこのイベント。

4月22日(火)4番目に出てくるのは「スイス」です。
スイスの国のことを少しでも知って万博に参加すると、また違った発見や楽しさがあるかもしれません。

この日以外も、パビリオンでは様々な取り組みが行われているので必見です。

1.スイスの場所は?

スイスは数多くの湖、村、アルプスの高峰を擁する、山岳地帯に覆われた中央ヨーロッパの国です。
その都市には中世の歴史地区が残っており、首都ベルンのツィットグロッゲ(時計塔)やルツェルンの木造の礼拝堂橋などの建造物が多く見られます。
また、スキーリゾートやハイキング コースでも知られています。
銀行と金融はスイスの基幹産業であり、スイスの時計とチョコレートも世界的に有名です。

2.スイスの国の特徴は?

スイスは永世中立国として知られ、アルプス山脈が国土の60%を占める山岳国家です。
26の州(カントン)からなる連邦共和制国家です。

高度に発達した市場経済を持ち、一人当たりGDPは世界でもトップクラスです。
主要産業は金融業、製薬業、機械工業、観光業などがあります。
スイスフランは世界的に安定した通貨として知られています。

また、スイスは美しい自然と豊かな文化遺産、高度な産業を併せ持つ国として、世界中から注目を集めています。

3.スイスの言語は?

スイスには4つの公用語(ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語)があります。

ドイツ語:スイス国民の約65%がドイツ語を第一言語として使用。特に「スイスドイツ語」と呼ばれる方言が広く使われています。

フランス語:約23%がフランス語を使用し、主に西部のロマンディ地方で話されています。

イタリア語:約8%がイタリア語を使用し、主に南部のティチーノ州で話されています。

ロマンシュ語:約1%がロマンシュ語を使用し、主にグラウビュンデン州の山間部で話されています。

また、英語は観光地やビジネスで広く使用されており、多くのスイス人が英語を第二言語として話すことができます。

ドイツ語講座

おはよう
Guten Morgen (グーテン・モルゲン) ※午前中の間使います。

こんにちは
Guten Tag (グーテン・タグ) ※午後の間使います。

さようなら
Auf Wiedersehen (アウフ・ヴィーダーゼーエン) ※正式な場面で使います。
※カジュアルな場面では「Tschüss」(チュース)や「Bis bald」(ビス・バルト)が使われます。

ありがとう
Danke (ダンケ) ※カジュアルな場面で使います。
※正式な場面では「Vielen Dank」(フィーレン・ダンク)が使われます。

4.スイスの文化的特徴は?

多言語・多文化社会であり、地域ごとに異なる文化が存在しています。
時計産業が有名で、精密さと品質の高さを重視する文化があります。

アルプスの自然と共生する文化が根付いています。

食文化としては、ミュースリーやレシュティなど、独自の料理も多くあります。
チーズフォンデュやラクレットなどのチーズ料理は有名です。
また、スイスチョコレートは世界的に有名で、高品質です。

5.スイスの観光名所は?

マッターホルン

マッターホルンは、スイスアルプスを代表する標高4,478メートルの名峰です。
その特徴的な三角錐の山容から、世界中の登山家や観光客を魅了しています。
スイスとイタリアの国境に位置し、登山技術的にも金銭的にも一般登山者には難しい山とされています。

観光としては、マッターホルン麓の街ツェルマットが観光拠点として人気です。
ツェルマットはガソリン車の侵入が禁止され、美しく過ごしやすい街であり、街中からもマッターホルンの迫力ある姿を見ることができます。

ユングフラウヨッホ

ユングフラウヨッホは、スイスアルプスのベルナー・オーバーラントにある標高3,466メートルの山岳地帯です。
ユングフラウとメンヒを結ぶ稜線の鞍部に位置し、世界自然遺産「スイス・アルプス ユングフラウ=アレッチ」の一部となっています。

主な特徴として、標高3,454メートルにあるユングフラウヨッホ駅は、ヨーロッパで最も高い場所にある鉄道駅です。

観光スポットにはスフィンクス展望台があり、アレッチ氷河を一望できる絶景ポイントです。
また、アイスパレスと呼ばれる氷河の下にある氷のトンネルや、アレッチ氷河と呼ばれるヨーロッパ最大の氷河もあります。

ベルン旧市街

ベルン旧市街は、スイスの首都ベルンにある世界遺産に登録された、アーケードの遊歩道や噴水、スイスで最も背が高い大聖堂などがある中世の街並みです。

街並みの特徴として、赤茶色の瓦屋根があり、統一された石造りの家々が中世の雰囲気を保っています。
また、約6キロにわたるアーケードが特徴で、ヨーロッパ最長のショッピング・プロムナードとして知られています。

観光スポットにはアインシュタインハウスがあり、アルベルト・アインシュタインが1905年に住んでいた家で、現在は博物館として公開されています。
時計塔(ツィットグロッケ)は1218年に西門として建てられ、現在は中世の仕掛け時計が動作しています。
噴水群には100以上の水飲み場があり、その中でも16世紀に作られた11の噴水が特に有名です。

シヨン城

シヨン城は、レマン湖畔にある中世の古城で、丸天井のある地下牢と4つの大きなホールがあるスイスを代表する観光スポットの一つです。

シヨン城はレマン湖のほとりの岩上に建てられ、湖に浮かんでいるように見えます。
更に背後にはスイスアルプスの山々が広がり、城と山のコントラストが圧巻です。

年間40万人以上の観光客が訪れる人気スポットで、城内では様々な部屋、礼拝堂、天守閣、歴代当主の調度品などを見学することが可能です。
中でも、ボニヴァールの牢獄が最大の見どころの一つとなっています。

ベルニナ急行

標高 2,253 m に達する、アルプスで最も高い場所を通る鉄道であり、スイスを代表する観光列車の一つです。
途中196 本の橋を渡り、氷河の眺めを楽しむこともできる世界遺産に登録された絶景鉄道路線です。

主な観光スポットとして、ブルージオのオープンループ橋や静かなリゾート地のポントレジーナ、氷河とベルニナ・アルプスの展望台のベルニナ・ディアヴォレッツァ、オスピツィオ・ベルニナ(路線内最高地点(標高2,253m))、青白い湖と氷河の景観があるラーゴ・ビアンコ等があります。

6.スイスパビリオンの紹介

スイスパビリオンのテーマは「生命(ライフ)」、「地球(プラネット)」、「人間拡張(オーグメンテッド・ヒューマン)」の3つです。

スイスは、大阪・関西万博においてエコロジカルフットプリントが最も小さいパビリオンを目指しています。

パビリオンでは活力ある未来のための解決策とシナリオを探求する対話型プログラムとして「Vitality.Swiss」を実施する予定です。

まとめ

スイスは数多くの湖、村、アルプスの高峰を擁する、山岳地帯に覆われた中央ヨーロッパの国です。
都市には中世の歴史地区が残っており、首都ベルンのツィットグロッゲ(時計塔)やルツェルンの木造の礼拝堂橋などの建造物が多く見られます。

スイスは美しい自然と豊かな文化遺産、高度な産業を併せ持つ国であることがわかります。

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はじめまして。kohです。
元公務員。好きなことや興味あることをしていきたくて転職しました。
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