休職中に「旅行に行く」と聞くと、「休んでいるのに遊んでいいの?」と感じる方も多いと思います。
私自身も最初は同じように感じていました。
ただ、心も体もつらい状態の中で、ずっと同じ場所にとどまり続けることが、かえって負担になることもあります。
この記事では、休職中に私が実際に行った一人旅について、感じたことや得られた変化を正直にお伝えします。
「無理をしない気分転換」の一つとして、参考になれば嬉しいです。
休職中に旅行をした理由
もともと旅行が好きで、休日はよく一人旅に出かけていました。
47都道府県をすべて訪れた経験があるほど、私にとって旅行は身近な趣味でした。
そんな中で休職することになり、当時はコロナ禍ということもあり、外出制限や自粛ムードが続いていました。
一人暮らしという環境も重なり、家にこもりきりで誰とも話さない日々が続いていました。
テレビやネットから流れてくるのはネガティブな情報ばかりで、気持ちはどんどん落ち込んでいきました。
このままでは良くないと感じ、医師に相談したところ、「無理のない範囲で外に出ることも大切」と言われました。
そこで私は、「楽しむための旅行」ではなく、「気分転換のための外出」として、一人旅を取り入れることにしました。
休職中の旅行で気をつけていたこと
休職中という立場もあり、旅行にはいくつか気をつけていた点があります。
まず、体調を最優先にすることです。
少しでも無理だと感じたら予定を変更したり、短時間で切り上げたりするようにしていました。
また、人混みを避けたり、移動時間や場所にも配慮し、できるだけ静かに過ごせる環境を選ぶようにしていました。
さらに、職場関係の人に会う可能性が低い時間帯や場所を選ぶなど、自分なりに気を使いながら行動していました。
あくまで「回復のための時間」であり、無理をしないことを前提にしていたことが、安心して過ごせた理由の一つです。
旅をしてよかったことベスト2
第2位 現実から少し離れられたこと
日常生活の中にいると、どうしても仕事や職場のこと、休職に至った原因などを考えてしまいがちです。
しかし、場所を変えるだけで、そうした思考から一時的に離れることができました。
見慣れた景色ではない場所に身を置くことで、頭の中が少しリセットされる感覚がありました。
また、旅先の景色や食べ物に触れることで、「今この瞬間」に意識を向けることができ、気持ちが軽くなる時間が増えていきました。
もちろん、完全に忘れることはできませんが、少しずつ気持ちが整理されていくような感覚があり、心の回復につながっていたと思います。
第1位 旅先での出会いと刺激
旅行の中で一番印象に残っているのは、人や文化との出会いです。
普段の生活では関わることのない人たちと自然に会話をしたり、その土地ならではの食べ物や歴史に触れたりすることで、たくさんの刺激を受けました。
旅先で出会った人と連絡先を交換し、今でもやり取りが続いている方もいます。
また、観光案内所で地元の方におすすめの場所を教えてもらい、ガイドブックには載っていない体験ができたこともありました。
その時間はとても充実していて、「来てよかった」と心から感じられる瞬間でした。
こうした出会いや体験が、自分の世界を少し広げてくれたように思います。
休職中の旅行で感じたこと
旅行を通して感じたのは、「環境を変えることの大切さ」です。
同じ場所にずっといると、どうしても考え方も固定されてしまいます。
しかし、少しだけ外に出て違う景色を見ることで、気持ちに余白が生まれました。
また、「楽しい」と感じる時間があること自体が、自分にとって大きな救いになっていたと感じています。
無理に元気になる必要はありませんが、少しでも気持ちが軽くなる瞬間を持つことは、とても大切だと思いました。
まとめ
休職中の旅行は、「遊び」ではなく「回復のための手段の一つ」だと感じています。
もちろん無理をする必要はなく、体調や状況に合わせて判断することが大前提です。
ただ、もし少し動けそうな余裕があるなら、環境を変えてみることが気分転換につながる可能性があります。
大切なのは、自分にとって無理のない形で過ごすことです。
小さな変化が、気持ちを少し楽にしてくれるきっかけになるかもしれません。




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