大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」は、2022年に誕生し、すでに何人かの友だちがいます。
しかも、外国のお友だち!!
そのお友だちのことを紹介していきます。
1.レネ(RENE)

レネは、チェコパビリオンのマスコットキャラクターです。
特徴
・黄緑色の体に複数の目玉がついている
・ガラス製の生き物
・ボヘミアンガラスの生産地で生まれ、フレンドリーな性格をしている
ミャクミャクと友だちになったきっかけ
チェコが万博でパビリオンを出展するにあたり、ミャクミャクの友だちとしてふさわしいキャラクターが考えられました。
チェコのパビリオン政府代表のオンドジェイ・ソシュカ氏は、「ミャクミャクが紹介されたときはミステリアスで驚いたが、今ではすっかり有名になっていることに感心している。そこで、ミャクミャクの友だちとしてふさわしいキャラクターを考えた」と話しています。
レネは、チェコの伝統的なボヘミアガラスの生産地であるクリスタル渓谷で生まれたガラス製の生き物として設定されています。
この設定は、1970年の大阪万博でチェコのガラス製品が日本で有名になったことを踏まえ、今回の万博でも大阪とチェコの関係をさらに深めたいという意図があるのです。
2.TUMTUM(トゥムトゥム)

トゥムトゥムは、インドネシアパビリオンのオフィシャルキャラクターです。
特徴
・中部ジャワの伝統文様「トゥルントゥム」をベースにしており、花のような形状をしている
・緑、赤、青の3種類があり、それぞれ「自然」「文化」「未来」を象徴している
・コンセプトは、バティック(ろうけつ染め)文様を基にしており、「希望」や「再び芽吹く」という意味合いを持っている
・「ピクミン」のように「コロニー」を作るイメージで、「トゥムトゥムがいっぱい」という設定になっている
・「インドネシアもかわいい」ということを世界に示すことを目指してデザインされている
ミャクミャクと友だちになったきっかけ
「トゥムトゥム」の創作者であるダウド・ヌグラハさんは、浦沢直樹のマンガ「20世紀少年」で大阪万博を知り、強く引かれました。
ダウドさんは「ミャクミャク」を「キモカワイくて好き」と評価し、そのパートナーとなり得るキャラクターとして「トゥムトゥム」を考案しました。
3.Italia-chan(イタリアちゃん)

イタリアちゃんは、イタリアパビリオンのオフィシャルキャラクターです。
特徴
・振り袖姿をしている。
・イタリアの国旗の色とシンボルを取り入れたかわいい女の子の人形として描かれてる
・ポップアートブランドtokidokiの創設者Simone Legno氏によってデザインされた
ミャクミャクと友だちになったきっかけ
ミャクミャクとイタリアちゃんが友達になったきっかけは、2025年大阪・関西万博のために両キャラクターが作られたことです。
イタリアちゃんは、イタリアパビリオンのマスコットキャラクターとして、ミャクミャクの人気に影響を受けて作られました。
イタリア文化と日本文化の融合をテーマにデザインされており、これがミャクミャクとの友好関係の基盤となっています。
イタリアちゃんは日本好きで日本文化を学んでいる設定であり、これもミャクミャクとの親和性を高めています。
両キャラクターは、2025年の大阪・関西万博という共通の舞台で活躍することになっており、このイベントを通じて友情を深めていくとが願われています。
また、イタリアのコミッショナージェネラルのマリオ・バッターニ大使によると、イタリアちゃんの「ちゃん」という愛称は、未来社会を体験することになる子供たちを象徴するためにつけられました。
4.BHUMI-JAI(プーム・ジャイ)

プーム・ジャイは、タイ王国のパビリオン公式キャラクターです。
特徴
・デザインは、タイ王国北部の伝承に登場する「四耳五目(メンシーフーハーター)」という伝説の生き物がモチーフ
・4つの耳と5つの目を持っている
・頭部は健康への配慮を象徴するロゴ「チャレーウ」の特徴を取り入れている
・色は象牙色で、タイ文化で豊穣のシンボルである象の牙に由来する
・タイパビリオンの親善大使として、伝統的な「シャムのほほ笑み」を体現した笑顔で来館者をつないでいく
・名前の「プーム・ジャイ」(ภูมิใจ)はタイ語で「誇りに思う、誇りに感じる」という意味
ミャクミャクと友だちになったきっかけ
ミャクミャクとプーム・ジャイは2024年11月29日に大阪市浪速区のセンタラグランドホテル大阪で開催されたタイパビリオン公式キャラクターのお披露目式で初めて出会いました。
この式典でプーム・ジャイが登場した後、ミャクミャクと初対面し、タイの伝統的な挨拶である手を合わせお辞儀をすることでコミュニケーションを取っています。
まとめ
ミャクミャクの友だちは、皆、各国のパビリオンを代表するマスコットとして登場し、ミャクミャクの新しい友だちとして紹介されています。
万博の開催に向けて、今後さらに多くの国々からユニークなキャラクターが登場すると思われます。
ミャクミャクのことも紹介しています。↓

他の国のマスコットキャラクターも紹介しています。↓
