『豊臣兄弟!』を観ていて、地平線まで続くような農村風景や、荒々しくも美しい合戦シーンの野原に目を奪われた方も多いのではないでしょうか。
実は、それらのシーンの多くは愛知や奈良ではなく、東北の岩手県や山形県で撮影されています。
現代の建物が一切映り込まない広大なロケ地は、まさに戦国時代へとタイムスリップしたかのような錯覚を与えてくれます。
本記事では、物語のリアリティを支える東北の主要ロケ地を徹底解説。
撮影に使われた広大な史跡公園から、時代劇の聖地と呼ばれるオープンセットまで、ドラマの感動を追体験できるスポットをご紹介します!
なぜ東北?「戦国時代のリアル」を再現できる場所
大河ドラマの撮影において、最も困難なのは「電柱やビルが入らない広大な風景」を確保することです。
『豊臣兄弟!』の制作チームが東北を選んだ理由は、圧倒的なスケールの自然と、歴史的建造物を復元した巨大なロケ施設が充実しているからです。
特に、兄弟がまだ「小一郎」「藤吉郎」だった頃の泥臭い生活感や、大軍勢が移動する迫力あるシーンは、東北の地なくしては成立しませんでした。
岩手県・盛岡市&奥州市のロケ地スポット
志波城古代公園(盛岡市)|当時の巨大な城門を体感
盛岡市にある志波城(しわじょう)跡は、広大な敷地に復元された外郭建築が特徴です。
- ロケのポイント: ドラマでは、戦国初期の砦や、大軍が集結する拠点シーンなどで活用されました。再現された巨大な門の前に立つと、当時の武士たちが感じた威圧感をそのまま体験できます。
歴史公園えさし藤原の郷(奥州市)|大河ドラマ撮影の聖地
「大河ドラマといえばここ」と言われるほど有名なスポットです。
- 見どころ: 平安から戦国期まで対応できる様々な建築様式が揃っています。秀長たちが駆け抜けた市場の喧騒や、武家屋敷の庭園シーンなど、作品の至る所でこの公園の風景を見つけることができます。
山形県・鶴岡市のロケ地スポット
スタジオセディック庄内オープンセット|農村・宿場町シーンの裏側
山形県鶴岡市の月山の麓に広がる、日本最大級のオープンセットです。
- ロケのポイント: 兄弟が幼少期を過ごしたような「農村エリア」や、旅の途中で立ち寄る「宿場町」などがそのまま保存されています。
- 体験: ドラマで見た「あの長屋」「あの水車」が目の前に現れる感動は、ここならではの醍醐味。仲野太賀さんや岡山天音さんが撮影の合間に歩いた道を辿ることができます。
東北ロケ地ならではの魅力「自然と時代劇の融合」
東北ロケ地の素晴らしさは、四季折々の表情にあります。
- 春~夏: 燃えるような緑の中をゆく行軍シーン。
- 秋: 黄金色の稲穂が揺れる、兄弟の原風景としての田んぼ。 ドラマの放送回に合わせて訪れることで、映像と全く同じ季節の風を感じる「究極の聖地巡礼」が叶います。
東北遠征ロケ地巡り・1泊2日ドライブプラン
東北のロケ地は広範囲に分散しているため、レンタカーでの移動が基本となります。
- 【1日目:岩手満喫コース】
- 午前:盛岡駅スタート → 志波城古代公園
- 午後:奥州市へ移動 → 歴史公園えさし藤原の郷(じっくり3時間は確保!)
- 宿泊:花巻温泉または盛岡市内
- 【2日目:山形・庄内コース】
- 午前:山形県へ移動(高速道路を利用)
- 午後:スタジオセディック庄内オープンセット
- 夕方:鶴岡市内で地元の海の幸を堪能 → 庄内空港または鶴岡駅から帰路へ
まとめ:東北の空の下で「豊臣兄弟」の夢を追う
名古屋や奈良が「歴史の真実」を伝える場所なら、岩手や山形のロケ地は「ドラマの記憶」を呼び覚ます場所です。
スクリーン越しに観ていたあの壮大な景色の中に自分自身の足で立った時、小一郎と藤吉郎が駆け抜けた戦国時代の熱量をより身近に感じることができるでしょう。
2026年、少し足を伸ばして、東北の広大な空の下へ『豊臣兄弟!』の面影を探しに行ってみませんか?




