青春18きっぷを使って、できるだけ安く、でもしっかり観光も楽しみたい——そんな方におすすめなのが山陰エリアの旅です。
今回筆者は、出雲大社や宍道湖の夕日、水木しげるロード、青山剛昌ふるさと館、鳥取砂丘などを巡る5日間の旅を実際に体験しました。
この記事では、実際の行程をもとにしたモデルコース、移動の流れ、費用、注意点まで詳しく解説します。
これから青春18きっぷ旅を計画している方は、そのまま使える内容になっています。
青春18きっぷで山陰旅はできる?
結論から言うと、青春18きっぷで山陰を十分に満喫することは可能です。
山陰エリアは特急を使わないと不便なイメージがありますが、普通列車でも主要観光地へアクセスできます。時間はかかるものの、その分移動費を大きく抑えられるのが最大のメリットです。
また、電車移動が中心になるため、車の運転が不要で、一人旅でも安心して移動できる点も魅力です。景色を楽しみながらゆっくり旅をしたい方には非常に向いています。
今回の旅では、移動の合間に空港にも立ち寄りました。
出雲縁結び空港、米子鬼太郎空港、鳥取コナン空港はそれぞれコンセプトがあり、観光スポットとしても楽しめるのが特徴です。
地方空港のため発着本数は多くありませんが、その分人が少なく、ゆったりと過ごせる穴場的な場所でもあります。実際に訪れてみると、飛行機利用者だけでなく、観光目的で訪れている人も多く見られました。
特に鳥取コナン空港は見どころが多く、空港全体がテーマパークのような空間になっているのが印象的でした。詳しくは別記事で紹介しています。
5日間モデルコース【実体験ベース】
1日目|出雲入り&宿泊
・出雲空港到着
・市内へ移動
・快活CLUBで宿泊
初日は移動中心のスケジュールにしておくと無理がありません。快活クラブを利用することで宿泊費を抑えつつ、翌日に備えることができます。
2日目|出雲大社と絶景巡り
・出雲大社参拝
・スターバックス 出雲大社店で休憩&限定グッズ購入
・お守りやお土産購入
・宍道湖で夕日鑑賞
・米子へ移動&宿泊
出雲エリアは午前中に観光し、夕方に宍道湖へ移動する流れがおすすめです。夕日の時間帯は事前にチェックしておくと失敗しません。
3日目|妖怪の町を満喫(水木しげる・ゲゲゲの鬼太郎)
・水木しげるロード散策
・水木しげる記念館見学
・スタンプラリー体験
・米子で宿泊
歩いて楽しめるエリアなので、時間をかけてじっくり回るのがおすすめです。写真スポットも多く、ブログ向きの素材が豊富に集まります。
4日目|コナン聖地巡礼(青山剛昌・名探偵コナン)
・青山剛昌ふるさと館
・コナングッズ購入
・ポアロ風スポットでランチ
・鳥取へ移動&宿泊
コナンファンでなくても楽しめる展示内容で、グッズも充実しています。鳥取方面への移動もこの日にまとめると効率的です。
5日目|鳥取観光で締め(鳥取砂丘)
・すなば珈琲でモーニング
・鳥取砂丘観光
・帰宅
最終日は体力を考えつつ、軽めの観光にするのがおすすめです。砂丘は歩くと想像以上に体力を使うため、時間に余裕を持つと安心です。
実際にかかった費用・内訳
今回の青春18きっぷを使った5日間の山陰旅では、宿泊をネットカフェ(快活CLUB)にすることで費用を抑えつつも、現地での体験やグッズ購入はしっかり楽しむスタイルで過ごしました。実際にかかった費用は以下の通りです。
・交通費:13,780円(青春18きっぷ12,050円+バス代など)
・宿泊費:10,050円(2,750円×3泊、1,800円×1泊)
・食費:15,889円(5日間・計14食分)
・自分用グッズ:13,170円
・お土産代:10,223円(約10人分)
・その他:3,407円(コインロッカー、入館料、アメニティなど)
総計:66,519円
当初想定していた「約5万円前後」と比べるとややオーバーしましたが、その理由ははっきりしています。今回の旅では、「旅先でしかできない体験や購入は我慢しない」というスタイルを取ったためです。
特にグッズ関連は、水木しげるロードや青山剛昌ふるさと館など、現地でしか手に入らない限定アイテムが多く、結果として出費が増えやすいポイントでした。また、お土産も複数人分まとめて購入しているため、全体の金額を押し上げています。
一方で、交通費と宿泊費に関してはかなり抑えられており、青春18きっぷとネットカフェの組み合わせによって、長距離移動+4泊という条件でも約2万円台前半に収まっています。このバランスが、今回の旅のコスパの良さにつながっています。
結果として、「節約できる部分はしっかり抑えつつ、現地での体験にはしっかりお金を使う」というメリハリのある使い方になりました。単純な最安旅行ではなく、満足度を優先したリアルな一人旅の費用感として参考になる内容になっています。
このルートのメリット・デメリット
メリット
・移動費が安い
・観光地がコンパクトにまとまっている
・一人旅でも動きやすい
デメリット
・移動時間が長い
・電車の本数が少ない区間がある
・天候の影響を受けやすい
特に地方は電車の本数が限られるため、事前の時刻確認は必須です。
失敗しないためのポイント
・移動時間に余裕を持つ
・天気予報を必ずチェック
・宿泊場所の立地を確認
・体力配分を意識する
今回の旅では、雨の日の徒歩移動が想像以上に大変でした。駅から宿までの距離は事前にチェックしておくことが重要です。
こんな人におすすめ
・とにかく旅費を抑えたい人
・ゆっくり景色を楽しみたい人
・一人旅をしたい人
・聖地巡礼や観光をバランスよく楽しみたい人
逆に「短時間で効率よく回りたい人」にはあまり向いていません。
まとめ
青春18きっぷを使った山陰旅は、時間はかかるものの、その分だけ濃い体験ができる旅でした。
出雲大社や鳥取砂丘といった有名スポットに加え、各地での出会いや発見も多く、非常に満足度の高い内容になりました。
費用を抑えながらここまで充実した旅ができるのは、青春18きっぷならではの魅力です。しっかり準備をすれば、初心者でも十分に楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてください。

