【2025M-1グランプリ】徹底解説!今年の傾向・日程・新ジャンルまとめ一覧

2025年のM-1グランプリは、漫才界にとって“新旧が交わる転換点”とも言える一年になっています。

AI・ミーム文化・多文化背景・自己開示など、これまでのM-1では見られなかったジャンルが大幅に増加し、過去最多となる11,521組のエントリーが参戦。

予選から準々決勝までの流れも激戦続きで、SNSを中心に早くも“今年は波乱の年”とざわついています。

本記事では、大会概要や日程、視聴方法、そして今年特有のトレンドまでまとめて解説します。

2025年のM-1を最大限に楽しむための事前知識として、ぜひ参考にしてください。

1.M-1グランプリ2025の大会概要

決勝は12月21日・敗者復活戦も同日開催

2025年のM-1グランプリは、例年どおり12月にクライマックスを迎えます。

今年の決勝と敗者復活戦は、ともに12月21日(日)に開催されます。

敗者復活戦は六本木の「EX THEATER ROPPONGI」、そして決勝はABCテレビ・テレビ朝日系列で全国生中継される大型イベントとして放送されます。

この同日開催スタイルは、敗者復活組の“勢い”がそのまま決勝に持ち込まれるM-1ならではの面白さのひとつです。

今年は特にショート動画文化が漫才にも影響しているため、敗者復活戦はテンポの良いネタやインパクト重視のパフォーマンスが注目を集めやすいと予想されます。

今年の司会&審査員は?(予想と例年情報)

11月14日現在、公式に発表はまだありませんが、例年通り今田耕司さんと上戸彩さんのコンビ司会が有力視されています。

審査員に関しても、松本人志さんが外れて以降の体制が続いており、昨年同様に漫才経験者や芸歴豊富なコンビ、実績ある芸人が審査に加わる可能性が高いです。

例年の傾向から見ると、審査員は“多様性”や“現代性”に敏感なラインナップになりつつあり、新ジャンルのネタに対しても公正かつ柔軟な目線で評価されることが期待されています。

エントリー数は過去最多の11,521組

2025年大会は、M-1史上最多となる11,521組がエントリー。

過去の記録を大幅に更新し、いよいよ“漫才の全国大会”としての存在感が強まっています。

SNSやYouTubeの普及に伴い、独自のスタイルで活動する新世代の芸人が次々と参戦し、今まで以上に“ジャンルの幅”が広がったのが今年の特徴です。

デジタルネイティブ世代の参入増加は、ネタの構成やテンポにも大きく影響しています。

2.M-1グランプリ2025の大会スケジュール一覧

予選は8月〜10月、3回戦はすでに終了

2025年M-1の予選は8月〜10月の期間で実施され、1〜3回戦までがすでに終了しています。

特に3回戦は、新ジャンルの漫才が一気に台頭してきたステージとされ、「AIネタがめちゃくちゃ増えている」「SNSミーム系が多かった」という声がSNSで話題になっています。

現代社会の流れに即したネタが主流になりつつあることを、最も実感できるラウンドだったとも言えます。

準々決勝は東京・大阪で134組が激突

準々決勝は11月17〜19日の3日間にわたって行われ、東京95組・大阪39組の合わせて134組が激突します。

準々決勝は“今年のM-1の雰囲気が最も見えるラウンド”とも言われ、若手の勢いとベテランの技巧が同時にぶつかる最注目ステージです。

ここでSNSバズを起こすコンビも多く、敗退したとしてもその後ネットで人気を獲得するケースが増えています。

準決勝は12月4日(東京)、そして決勝へ

準決勝は12月4日(東京)で開催され、ここで勝ち残ったコンビが決勝へ進出します。

今年はAIネタ、自己開示系、SNSネタの三つは特に準決勝で強いと見られ、どのジャンルが決勝へ残るかが大きな見どころになりそうです。

3.M-1グランプリ2025の視聴方法まとめ|地上波・ABEMA・FANY

テレビ中継(ABCテレビ・テレ朝)

決勝と敗者復活戦は、ABCテレビ・テレビ朝日系列で全国生放送されます。

リアルタイムの熱量を楽しめるため、毎年最も視聴者が多い視聴方法です。

ABEMAで無料ライブ配信

今年もABEMAで無料ライブ配信が予定されています。

スマホ一台で見られるため、若い世代を中心に“ながら視聴”“倍速視聴”など、新しい視聴スタイルが生まれています。

FANY Online Ticketで準々決勝〜決勝を視聴可能

準々決勝や準決勝、決勝の模様はFANY Online Ticketでも配信され、劇場で観る代わりにオンラインで臨場感を楽しむことができます。

芸人の細かい表情やツッコミのテンポをじっくり見たい人に最適です。

4.M-1グランプリ2025の大会の“新ジャンル”と漫才トレンド分析

AI・テクノロジーネタが急増した理由

生成AIの普及やスマート家電の進化など、生活のあらゆる場面にテクノロジーが浸透したことで、AIや未来技術をテーマにしたネタが急増しています。

特に「AIが相方だったら?」という設定や、「AIに人生相談した結果こうなった」というリアル×フィクション型が人気になっています。

社会的関心の高さに加え、ツッコミどころが多いテーマのため、2025年の大会で最も増えたジャンルのひとつです。

自己開示・共感系ネタの深化

昨年から増えていた自己開示ネタは、今年になって“繊細な感情”まで描写するスタイルに進化しています。

芸人自身の弱さやコンプレックスを笑いに変えることで、観客との共感ポイントが広がり支持を集めています。

TikTok文化の影響で“短尺テンポ”が主流に

今年はショート動画文化の影響が顕著で、短いフレーズを繰り返す構成、印象的な一言、視覚的インパクト重視が増加しました。

TikTokでそのまま切り抜きが投稿されてもバズるような“テンポの良さ”が求められています。

ミーム・SNSネタがバズりやすい背景

ネットスラング、バズ音源、ミームネタを取り入れた漫才も増加。

特に若手はSNS起点で人気になるケースが多く、オンラインとの相性が良いネタで勝負する傾向が強まっています。

ホラー・SF・ファンタジー設定漫才の台頭

世界観を楽しむ“没入系漫才”が増え、ホラー・SF・ファンタジーといったジャンルも一般化しています。

映画のような設定で始まる漫才は、2025年のM-1で新しい方向性として注目されています。

多文化・多国籍ネタの評価が高まる理由

ダイバーシティの価値が社会全体で広がる中、多国籍バックグラウンドの芸人や語学を使ったネタが高い評価を得ています。

異文化ネタは視点がユニークで、笑いの幅を大きく広げているのが特徴です。

5.M-1グランプリ過去3大会(2022〜2024)との比較で見えた変化

王道からの脱却:ネタジャンルが多様化

王道漫才一本だった時代から、AI・SNS・ホラーなど幅広いジャンルが参戦。

2025年は特に“ネタの種類”が爆発的に増えた年となりました。

自己開示型ネタの増加と深化

過去2〜3年で増えていた自己開示ネタは、2025年に入ってさらに深まり、より繊細な心理描写やリアルな悩みが取り入れられています。

SNSショート動画の影響でテンポ重視に

観客の集中時間の短さが影響し、短い笑いの積み重ねが重視される流れが加速。

テレビ放送もSNS映えする演出が増えてきました。

多文化・多様性が評価される背景

国際化が進む中、芸人の背景も多様化。

日常の“文化差”を笑いに変換するスタイルが評価されています。

社会風刺ネタのレベルが上がったワケ

政治・経済・時事問題を鋭く切る社会風刺ネタの精度が高まり、観客にも“考えさせる笑い”が浸透してきました。

今年のM-1は“新旧融合の進化期”|2025年の総まとめ

若手の台頭とSNS世代の強さ

AIネタやミームネタなど、SNS文化に強い若手が台頭しています。

ネタの作り方もショート動画に最適化されており、新世代の勢いはますます増しています。

ベテラン勢が挑む“現代化”

ベテラン勢も現代要素を取り入れ、王道漫才の技術 × 現代文化という“進化系王道漫才”が増加。

新旧が融合した構図が今年の特徴です。

今年のM-1を楽しむポイント

  • AI・SNS・ホラーなど新ジャンルに注目
  • 敗者復活戦は“勢い”を楽しむ
  • 決勝はジャンルのバランスが勝敗を左右する可能性大
  • ABEMAでの同時視聴やSNSとの連動も楽しめる

2025年のM-1は、まさに“漫才の進化”が詰まった大会となっています。

新時代の笑いを体験できる一年になることは間違いありません。

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はじめまして。kohです。
元公務員。好きなことや興味あることをしていきたくて転職しました。
趣味は一人旅。気になること、興味あることを記事にしていきます。
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