2025年も24時間テレビが放送されます。
2025年のスペシャルドラマは、黒柳徹子さん原作の「トットの欠落青春記」です。
早速、主要キャストやロケ地を見ていきましょう。
1.主要キャスト
・黒柳徹子役:芦田愛菜
・母 黒柳朝役:尾野真千子
・父 黒柳守綱:小澤征悦
・住田萌乃、松本麗世、倉島颯良、柿原りんか、田中絆菜、共田すず、三宅弘城、阿南健治、寺川里奈、白本彩奈
2.ロケ地
・栃木県足利市の旧足利西高校
・足利スクランブルシティスタジオ
このドラマは、黒柳徹子さんの青春時代を描いた作品で、1946年の戦後混乱期の東京が舞台となっています。
子ども時代から大人になるまでの挫折や成長、家族との絆がリアルに描かれています。
ロケ地に選ばれた理由
・これらの施設や地域は戦後間もない時代の風景を再現しやすく、建物や街並みの雰囲気が1940年代の東京に近いと判断されたため。
・都市部の現代的な建物や構造物が少なく、歴史的な資産や古い校舎などが残されているため、当時の時代背景を視覚的に表現しやすい。
・実物の建築物や街並みを撮影セットとして活用することで、CGやセット作りにかかるコストと労力の削減が可能。
・ロケ地選定の担当者が下見や調査を繰り返し、時代考証の専門家やスタッフからの評価も踏まえた慎重な検討によって選定された。
上記のことから、歴史的背景と撮影技術・コスト効率の両面を考慮し、足利市の施設が作品の時代設定に適していると判断されました。
3.放送後に、聖地巡礼が可能なロケ地
旧足利西高校(栃木県足利市大前町)

戦後の闇市のシーンなどが撮影され、2009年に廃校となった後も多くの作品の撮影地として使用されています。
校舎の内部見学も可能で、歴史的建造物としても注目されています。
深谷商業高等学校(埼玉県深谷市)

木造洋風校舎「二層楼」が国登録文化財に指定されており、学生生活のリアルな雰囲気を感じられる場所としてロケに利用されました。
週末には記念館の見学ができます。
前橋聖マッテア教会(群馬県安中市)

ドラマの舞台背景である1946年頃の雰囲気を残しつつ、歴史的価値がある建物や街並みであるため、多くのファンが聖地巡礼に訪れることができます。
まとめ
テレビでの映像だけでなく、実際に撮影場所へ訪れることで当時の雰囲気や空気を味わうことができます。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。