対馬をレンタカーなしで旅行するなら、ぜひ知っておきたいのが対馬交通の「1日フリーパス」です。
大人1,040円で対馬市内を1日自由に移動できる乗車券なので、厳原周辺を少し移動するだけなら必ずしも必要ではありませんが、空港へ移動する、島の中部まで足を延ばす、比田勝まで縦断するなど、長距離移動を1回でも組み込む旅行では一気にお得度が高くなります。
対馬交通公式サイトでも、大人1,040円の1日フリーパスが案内されています。
特に注目したいのが、対馬やまねこ空港~比田勝の片道運賃3,070円です。
1日フリーパス1,040円との差は2,030円。往復なら通常運賃6,140円になるため、同じ日に往復するならフリーパスのメリットは非常に大きくなります。
ただし、対馬のバス旅は「安いから乗り放題券を買えばOK」という単純な話ではありません。
対馬は南北約82kmに及ぶ細長い島で、路線バスの本数も都市部ほど多くありません。
フリーパスを使いこなすには、料金だけでなく「どのバスに乗り、どこで降り、次のバスまで何時間あるのか」まで考えることが重要です。
この記事では、対馬交通の1日フリーパスについて、通常運賃との比較、損益分岐点、空港アクセス、厳原~比田勝の縦貫線、途中下車を組み込んだモデルルートまで詳しく紹介します。
- 対馬交通の1日フリーパスは「長距離移動をする人」ほどお得
- フリーパスは何回乗れば元が取れる?損益分岐点を計算
- 空港~比田勝ならフリーパスの威力が一気に高まる
- 空港から仁位へ行く場合もフリーパスが有利
- 対馬バス旅で知っておきたい「縦貫線」の特徴
- 縦貫線は「便数の少なさ」を前提に計画する
- 【モデルコース1】厳原+空港を組み合わせる「お手軽フリーパス活用」
- 【モデルコース2】空港→仁位→和多都美神社なら「バス+タクシー」
- 【モデルコース3】1泊2日で厳原~比田勝を縦断する
- 仁位では「バス+タクシー」に切り替える
- 【モデルコース4】比田勝泊ならフリーパスを最大限活用できる
- フリーパスを使っても「元が取れない」ケース
- 旅行パターン別に見る「フリーパス向き・不向き」
- 対馬のバス旅で注意したい「現金」と「時刻表」
- 「時刻表を見る→観光を決める」の順番が正解
- 対馬バス旅では「待ち時間」も観光時間に変える
- 【テーマ別】対馬交通フリーパスで楽しみたいおすすめルート
- 1日フリーパスを2日間使う場合の考え方
- 対馬のレンタカー旅行とバス旅行、どちらがいい?
- 対馬交通1日フリーパスの攻略法まとめ
対馬交通の1日フリーパスは「長距離移動をする人」ほどお得
対馬交通の1日フリーパスは、大人1,040円です。
対馬市内をバスで移動する旅行者にとって、1日に複数回乗車する場合の交通費を抑えやすい乗車券です。
対馬交通の公式サイトでは、1日フリーパスを「対馬市内を1日自由に移動できる」乗車券として案内しています。
1日フリーパスの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大人 | 1,040円 |
| 利用日 | 購入した1日 |
| 主な用途 | 対馬市内のバス移動 |
| 販売・問い合わせ | 対馬交通各営業所など |
| 支払い | 現金 |
| 向いている人 | 長距離・複数回乗車する旅行者 |
対馬観光物産協会も、1日フリーパスについて「対馬市内1日乗り放題」、大人1,040円、小人520円と案内しています。
ただし、乗車券の対象となる交通機関や予約制乗合交通などには条件があるため、旅行前に最新情報を確認しておくことが大切です。
また、古い資料には小人運賃など現在と異なる情報が残っている場合があります。たとえば国土交通省九州運輸局の資料では大人1,040円、小人540円という旧情報が掲載されています。
一方、現在の対馬観光物産協会は小人520円と案内しています。
大人旅行なら1,040円という価格を基準に考えると分かりやすいでしょう。
フリーパスは何回乗れば元が取れる?損益分岐点を計算
1日フリーパスの損益分岐点は、非常にシンプルです。
その日の通常運賃の合計が1,040円を超えるなら、金額面ではフリーパスが有利です。
たとえば片道500円のバスに2回乗ると通常運賃は1,000円。まだ1,040円には届きません。
片道520円の移動を2回すると、
520円+520円=1,040円
となり、ちょうど元が取れます。
つまり、目安としては、
「片道520円程度の移動を2回」
が損益分岐点です。
ただし、実際の対馬旅行では、もっと少ない乗車回数で元が取れるケースがあります。
空港~厳原なら往復だけでも有力
対馬やまねこ空港と厳原の間は片道710円です。
通常運賃なら、
710円×2=1,420円
となります。
一方、1日フリーパスなら1,040円。
差額は、
1,420円-1,040円=380円
です。
したがって、同じ日に空港から厳原へ移動して、再び厳原から空港へ戻る旅行者なら、往復だけでフリーパスの元を取れます。
さらに厳原到着後に市内観光で1~2回バスを利用すれば、通常運賃との差はさらに広がります。
空港~比田勝ならフリーパスの威力が一気に高まる
長距離移動で特に注目したいのが、対馬やまねこ空港と比田勝の区間です。
現在の空港交通情報では、
対馬やまねこ空港~比田勝:片道3,070円
と案内されています。
通常運賃と1日フリーパスを比較すると、
| 移動 | 通常運賃 | フリーパス |
|---|---|---|
| 空港→比田勝 | 3,070円 | 1,040円 |
| 比田勝→空港 | 3,070円 | 1,040円 |
| 往復 | 6,140円 | 1,040円 |
往復の場合、差額はなんと、
6,140円-1,040円=5,100円
です。
もちろん、フリーパスが利用できる条件を満たしていることが前提ですが、同一日に長距離を往復する旅行では非常に大きな差になります。
「対馬ではレンタカーを借りたほうが便利」と考えがちな旅行者でも、宿泊場所や観光ルートによっては、バス+タクシーの組み合わせが有力な選択肢になります。
空港から仁位へ行く場合もフリーパスが有利
対馬やまねこ空港から仁位までは片道1,310円です。
1日フリーパス1,040円と比較すると、
1,310円-1,040円=270円
となります。
つまり、空港から仁位へ片道移動するだけでも、通常運賃よりフリーパスのほうが安くなる計算です。
しかも仁位周辺には、対馬を代表する観光スポットがあります。
代表的なのが和多都美神社と烏帽子岳展望所です。
ただし、ここで重要なのが「バス停から観光地までの距離」です。
バスで仁位まで来ても、和多都美神社や烏帽子岳展望所をバス停から徒歩だけで効率よく周遊できるとは限りません。
対馬やまねこ空港の交通情報でも、仁位周辺の和多都美神社・烏帽子岳展望所までタクシーを利用する場合、厳原から約55分、平均約6,000円という目安が掲載されています。
そのため、
バスで長距離移動→観光地だけタクシー
という組み合わせが、レンタカーなし旅行では現実的です。
対馬バス旅で知っておきたい「縦貫線」の特徴
対馬を南北に移動する旅行で重要になるのが、厳原と比田勝を結ぶ縦貫線です。
厳原は対馬南部の中心地、比田勝は北部の上対馬町にある国境の港町です。
この2地点を結ぶバスに乗ると、対馬の山間部、リアス式海岸、集落、港町など、車窓から島の地形をじっくり眺められます。
ただし、都市部の路線バスとは考え方を変える必要があります。
「次のバスが10分後に来る」と考えて旅行を組むのではなく、1本のバスを逃すと次の便までかなり待つ可能性がある交通網として計画することが重要です。
縦貫線は「便数の少なさ」を前提に計画する
実際に2026年8月現在の時刻情報を見ると、比田勝発・厳原方面の縦貫線は、比田勝停留所で6時35分、8時40分、11時49分、13時00分、16時45分などの便が確認できます。
つまり、北部を観光しているときに13時の便を逃した場合、次の16時45分まで待つ可能性があります。
この「待ち時間」をデメリットとして考えるのではなく、観光に組み込むことがバス旅攻略のポイントです。
たとえば、
- 港町を散策する
- 昼食を食べる
- 温泉に入る
- 資料館を見る
- カフェで休憩する
- 土産物を購入する
という具合に、次のバスまでの時間を「自由時間」に変えます。
【モデルコース1】厳原+空港を組み合わせる「お手軽フリーパス活用」
対馬到着日にフリーパスを使うなら、空港アクセスと市内観光を組み合わせる方法が分かりやすいでしょう。
おすすめの使い方
対馬やまねこ空港→厳原→厳原周辺観光→厳原→空港
というルートです。
空港と厳原は片道710円なので、往復すると1,420円。
1日フリーパス1,040円との差額は380円です。
さらに市内バスを利用すれば、通常運賃との差は大きくなります。
厳原では歴史散策がおすすめ
厳原は対馬藩宗家の城下町として発展した地域です。
対馬藩を治めた宗氏と朝鮮半島との交流を知るなら、万松院、金石城跡、対馬博物館などを組み合わせると、単なる「バス移動」ではなく、対馬の歴史をたどる旅になります。
万松院は対馬藩主宗家の菩提寺。
長い石段「百雁木」を上ると、宗家墓所へと続きます。
また、厳原では対馬名物の「ろくべえ」も食べておきたいところです。
サツマイモを原料とする対馬独特の麺料理で、一般的なうどんやそばとは違った食感を楽しめます。
歴史散策+郷土料理+空港アクセスを同じ日にまとめれば、1日フリーパスを無駄なく使えます。
【モデルコース2】空港→仁位→和多都美神社なら「バス+タクシー」
対馬の定番観光を重視するなら、仁位を目的地にするプランもおすすめです。
空港から仁位までのバス運賃は1,310円なので、1日フリーパス1,040円だけで通常運賃を270円下回ります。
ルート
対馬やまねこ空港
↓ バス
仁位
↓ タクシー
和多都美神社・烏帽子岳展望所
↓ タクシー
仁位
↓ バス
次の宿泊地へ
という組み合わせです。
和多都美神社は、海と神社が一体となった独特の景観で知られています。
また、烏帽子岳展望所からは浅茅湾の複雑な入り江を見渡せます。
対馬の魅力は、単純な「海の島」ではありません。
山が海へ迫り、入り組んだリアス式海岸が形成されているため、展望台から見ると陸地と海が複雑に入り組んだ地形がよく分かります。
【モデルコース3】1泊2日で厳原~比田勝を縦断する
対馬を公共交通機関だけで深く旅行したい人には、1泊2日の縦断プランがおすすめです。
1日目
厳原
↓ 縦貫線
仁位・豊玉周辺
↓
中部観光
↓
比田勝
という北上ルートです。
1日フリーパスを購入すれば、途中下車を繰り返しても、その日の対象交通について追加運賃を気にせず移動できます。
ただし、途中下車する場合は必ず次の便を確認してください。
「観光してから次のバスに乗ればいい」という感覚で行動すると、次の便が数時間後という事態も考えられます。
仁位では「バス+タクシー」に切り替える
仁位で和多都美神社や烏帽子岳を観光する場合、バスだけですべてを完結させようとしないほうが効率的です。
対馬やまねこ空港の案内でも、仁位と和多都美神社・烏帽子岳展望所はタクシー利用の目的地として紹介されています。
つまり、
長距離=バス
観光地へのラストワンマイル=タクシー
という役割分担が合理的です。
これは対馬のような地方公共交通を使った旅行で非常に重要な考え方です。
「レンタカーを使わない=すべて徒歩とバス」ではありません。
公共交通を幹線として使い、公共交通だけではアクセスしにくい観光地にタクシーを短時間だけ利用すると、費用と時間のバランスを取りやすくなります。
【モデルコース4】比田勝泊ならフリーパスを最大限活用できる
比田勝を宿泊地にする旅行では、1日フリーパスの価値がさらに高まります。
比田勝は対馬北部の港町。
国際航路の玄関口としての歴史もあり、対馬と朝鮮半島との距離の近さを実感しやすい場所です。
周辺には豊砲台跡、韓国展望所など、国境の島ならではの観光スポットがあります。
対馬やまねこ空港から比田勝までは片道3,070円なので、フリーパス1,040円との差額は2,030円です。
さらに比田勝到着後にバスを利用するなら、フリーパスのメリットは大きくなります。
比田勝での注意点
比田勝周辺の観光地も、バス停から徒歩だけで効率よく回れるとは限りません。
対馬やまねこ空港の案内では、上対馬町比田勝の豊砲台跡・韓国展望所などについて、厳原からタクシーで約2時間20分、平均約16,000円という目安も掲載されています。
個人旅行なら、
厳原~比田勝の長距離移動はバス
比田勝周辺の観光はタクシー
という組み合わせを検討するとよいでしょう。
フリーパスを使っても「元が取れない」ケース
1日フリーパスは非常にお得ですが、誰にでもおすすめできるわけではありません。
厳原中心部を徒歩で観光するだけなら、フリーパスを購入する必要性は低くなります。
たとえば、
- 厳原のホテルにチェックイン
- 金石城跡まで徒歩
- 万松院まで徒歩
- 対馬博物館まで徒歩
- 飲食店まで徒歩
という旅行なら、バス利用がほとんどありません。
この場合、1,040円を払ってフリーパスを買っても、通常運賃との差額を回収できない可能性があります。
「1日乗り放題だから買う」のではなく、「通常運賃の合計が1,040円を超える日に買う」
と考えるのが正解です。
旅行パターン別に見る「フリーパス向き・不向き」
| 旅行パターン | フリーパス |
|---|---|
| 厳原だけ徒歩観光 | △ |
| 厳原~空港往復 | ◎ |
| 空港→仁位 | ◎ |
| 空港→比田勝 | ◎ |
| 厳原~比田勝片道 | ◎ |
| 厳原~比田勝往復 | ◎◎ |
| 中部で複数回途中下車 | ◎ |
| バス1回だけの短距離移動 | △ |
| タクシー中心の観光 | △ |
特に強いのが、長距離移動+途中下車です。
「厳原から比田勝へ行くだけ」でもフリーパスのメリットがありますが、途中の仁位、豊玉、峰、上県などで観光を挟むほど、フリーパスの価値が高まります。
対馬のバス旅で注意したい「現金」と「時刻表」
対馬交通を利用する際は、現金を準備しておくことをおすすめします。
対馬観光物産協会は対馬交通の支払方法を現金と案内しています。
都市部の旅行と同じ感覚でSuicaやPASMOなどの交通系ICカードだけを持っていくと、支払いで困る可能性があります。
旅行前に、
- 1,000円札
- 500円玉
- 100円玉
- 10円玉
などを用意しておくと安心です。
「時刻表を見る→観光を決める」の順番が正解
対馬では、
観光地を先に決めてからバスを探す
より、
バスの時刻を確認してから観光時間を決める
ほうが安全です。
2026年8月現在の比田勝発・厳原方面では、6時35分、8時40分、11時49分、13時00分、16時45分などの便が確認できます。
たとえば11時49分の便を利用したいなら、11時30分までに観光を終えるのではなく、道路事情なども考えて余裕を持ってバス停へ向かうべきです。
地方路線では、1本の乗り遅れが旅程全体に影響します。
対馬バス旅では「待ち時間」も観光時間に変える
バスの本数が少ないことは、対馬旅行の弱点に見えます。
しかし、発想を変えるとメリットにもなります。
たとえば比田勝で次のバスまで2時間あるなら、
「2時間も待たされる」
ではなく、
「比田勝の町を2時間歩ける」
と考えます。
港を散策し、昼食を食べ、土産物を購入し、カフェで休憩する。
対馬旅行では、効率だけを追い求めないことも大切です。
レンタカー旅行なら通過してしまう集落や港町を、路線バス旅ならゆっくり眺められます。
車窓から見える山並み、漁港、海岸線、集落の風景も、対馬旅行の重要な観光資源です。
【テーマ別】対馬交通フリーパスで楽しみたいおすすめルート
神社・神話を楽しむなら「厳原~仁位」
神社巡りが目的なら、厳原から仁位方面へ向かい、和多都美神社などを組み込むプランが候補になります。
対馬には古代から大陸との交流があり、神話や神社文化も独自の発展を遂げています。
和多都美神社だけでなく、地域の小さな神社や集落を組み合わせると、ガイドブックだけでは分からない対馬の文化に触れられます。
軍事・歴史を楽しむなら「万関橋~比田勝」
対馬は日本と朝鮮半島の間に位置する国境の島です。
そのため古代から近代まで、防衛・外交・交易の歴史が積み重なっています。
万関橋は、1900年に完成した万関瀬戸の人工運河と関係する場所です。
旧日本海軍が対馬海峡を航行する艦船のために整備した運河で、上島と下島を分ける地形そのものが対馬の歴史を物語っています。
北部へ進めば、日露戦争、日本海海戦、豊砲台など近代史へとつながります。
「神社→古代史→元寇→近代軍事史」
という流れで旅行を組むと、対馬の歴史を時代順にたどる旅にもできます。
1日フリーパスを2日間使う場合の考え方
1日フリーパスは1日ごとの乗車券なので、2日間バスを多用するなら2枚必要です。
大人なら、
1,040円×2日=2,080円
です。
たとえば、
1日目
厳原→仁位→比田勝
2日目
比田勝→途中下車→厳原
という旅行なら、2日間とも長距離移動をするため、2日分のフリーパスを検討する価値が高くなります。
一方、
1日目
厳原周辺を徒歩観光
2日目
厳原→比田勝
なら、1日目は通常運賃、2日目だけフリーパスという選択肢もあります。
フリーパスは「旅行日数」ではなく「バスをたくさん使う日数」で決める
のがポイントです。
対馬のレンタカー旅行とバス旅行、どちらがいい?
対馬旅行ではレンタカーが便利です。
特に和多都美神社、烏帽子岳、豊砲台跡、韓国展望所など、バス停から離れた観光地を複数巡るなら、レンタカーの機動力は大きなメリットになります。
一方で、1人旅や2人旅で、長距離の移動を中心にするならバスにも魅力があります。
レンタカー向き
- 1日に多くの観光地を回りたい
- バス停から離れた場所へ行きたい
- 時刻表を気にせず移動したい
- 写真撮影のために細かく立ち寄りたい
バス向き
- 運転したくない
- 1人旅
- 長距離移動を中心にしたい
- 車窓を楽しみたい
- 厳原~比田勝を縦断したい
特に「移動そのものを旅として楽しみたい」という人には、対馬の路線バスは面白い選択肢です。
対馬交通1日フリーパスの攻略法まとめ
対馬交通の1日フリーパスは、大人1,040円。
損益分岐点を考えるなら、通常運賃の合計が1,040円を超えるかどうかを基準にしてください。
目安として片道520円程度の移動を2回すれば元が取れます。
さらに、
- 空港~厳原は片道710円
- 空港~仁位は片道1,310円
- 空港~比田勝は片道3,070円
なので、空港アクセスだけでもフリーパスが有利になるケースがあります。
特におすすめなのは、
「長距離バス+途中下車+タクシー」
という使い方です。
対馬の路線バスは、すべての観光地をバスだけで効率よく回るための交通手段ではありません。
一方で、厳原、仁位、峰、上県、比田勝などを結ぶ幹線交通として利用し、観光地までの最後の区間だけタクシーを使えば、レンタカーなしでもかなり充実した旅行を組み立てられます。
そして何より、対馬のバス旅には「移動そのものを楽しめる」という魅力があります。
南部の厳原から北部の比田勝へ向かう車窓では、山間部、港、入り江、集落など、対馬ならではの風景が次々と現れます。
安さだけを目的にするのではなく、「バスで対馬を縦断する旅」として計画すると、1日フリーパスの価値を最大限に引き出せます。
ただし、路線バスの時刻・運賃・運行本数は変更される場合があります。旅行直前には対馬交通や対馬やまねこ空港の最新情報を確認し、特に途中下車をする場合は帰りのバスの時刻まで確認してから出発しましょう。対馬交通公式サイトでは営業所の連絡先も掲載されています。

